2015年7月27日月曜日

エコ・システムって、何のこと?


エコ・システムとは、何のことでしょうか?


もともとエコと言う言葉は、「環境と、人間(その後、意味が発展して生物となる)がその環境とどのような関係になっているのか」を指す言葉でした。それを研究する学問が、エコロジーです。


さて、エコ・システムとは何のことでしょうか?

一番わかりやすい例が、食物連鎖とか大気の循環などで、そこから訳された日本語は、「生態系」です。

最近、IT業界で、エコ・システムという言葉が使われるけど、ITの「生態系」?

って、ちんぷんかんぷんになってしまいます。


もともとの意味に立ち返ると、「環境と、そこに生きているものとの関係」という意味しかないわけです。

なので、ある連鎖反応的なものがあって、その状態が存在する環境のことを、エコ・システムと呼ぶわけです。

ソーシャルネットワークのエコシステムとは、人間と人間が関わって、(連鎖反応的に)情報がどのように伝達するのか?鳥の目で空からそれを見ていたら、連鎖反応が存在する環境が、そこには存在する。それを、ソーシャルネットワークのエコシステムと呼ぶわけです。

それだけの話なんですね。簡単に訳すと「連鎖反応が起きている環境」というのが、いいかもしれません。