2014年7月3日木曜日

ソーシャル・セキュリティって何?「ソーシャル」ってどういう意味? "secure" の意味


ソーシャルとは「人が時間を使って、お互いにしゃべったり、楽しいことをやったりする活動に関係している(こと)」という意味ですね。そして、「一般的に、人に関係した(こと)、社会に関係する(こと)」という意味です。アメリカ人の頭の中には、社会(Society)という言葉からは、人間の集合体というイメージが先に来て、社会と言う(抽象的な)別物は、イメージしていないような気がします。

ソーシャル・セキュリティというのは、人間(の集団)を守る(セキュア(安全)にする)ものです。つまり、「老後の年金」とか「失業保険」とか「医療保険」のことです。

ジョブ・セキュリティって何?Secure という言葉



ジョブ・セキュリティという言葉があります。昔は、意味がわかんなかった。アメリカでは「あぁ、彼がああしているのは、ジョブ・セキュリティのためだね。」って、いう会話が日常的に使われる。


セキュリティという意味が、そもそも、僕は、ちゃんとわかっていなかった。国語辞典を調べると、安全、保安、防犯という訳がされている。じゃぁ、ジョブ・セキュリティは、仕事安全?仕事保安?仕事防犯?


意味がわからない。


英語の本当の意味は、セキュリティというのは、「損傷、損害から離れて安全(セキュア)な状態にあること。」を指す。だから、ジョブ・セキュリティというのは、「解雇される可能性のある状態から離れて、身を守る」という意味。実際に、どうするかというと、


-               いくつかの仕事を抱えて、自分を首にできないようにする。


-               会社の中枢の仕事の専門家になって、自分を解雇できないようにする。


などと、なくてはならない存在になること。こういう行動のことを、ジョブ・セキュリティのための行動という。


何とか訳しても見ると、「仕事を確保する(ための)」となるが、「首になることを避ける」と言うニュアンスが入らない。日本の大企業は、あまり解雇をしないので、日常的に、ジョブ・セキュリティのような言葉を使わないのだろうと思う。