2024年9月21日土曜日

The uh, the a、 ディーア、ってネイティブが言っているのは、どういう意味?

私は、長い間、アメリカ人が話している会話で、なんだか、「ディー・ア」と言うのを連発しているような気がしていたんです。でも、なんなんだろうなぁ、意味がわかんなくて、今に至りました。15年越しのモヤモヤがやっと解けたので、皆さんと共有させていただきます。

 

英語ネイティブが「the uh」を使う例をいくつか挙げますね:

  1. The uh, you know, meeting we had last week was really productive.
    • (あの、先週の会議は本当に生産的だったよ。)
  2. I was talking to the uh, person in charge of the project.
    • (あの、プロジェクトの責任者と話していたんだ。)
  3. Have you seen the uh, new restaurant that just opened?
    • (あの、新しくオープンしたレストラン見た?)
  4. The uh, thing I was trying to remember is on the tip of my tongue.
    • (あの、思い出そうとしていたことが舌の先にあるんだけど。)

 

このように、「the uh」は話し手が次に来る名詞について少し考える時間を稼ぐために使われています。

 

発音は、「ディー・ア」と言っています。「ザ・ア」とは言いません。

ネイティブは、the uh の次に来る名詞が、のどまで出かかっているんだけど、その名詞を確定していないときに、この the uh と言う時間稼ぎの繋ぎ言葉(フィラー)を言います。

 

The uh The の発音は、後ろの uh に引きずられて、母音の前に来る The の発音になります。

The apple: ディー・アッポゥ、(ローマ字読みすると、ディー・アップルですね)

 

同じようにモヤモヤしている人がいて、これで、少しは疑問が解消されれば幸いです。

2024年9月20日金曜日

英語脳:Are you ...? を使うか Do you ...? を使うか?(この感覚だけで充分!)

みなさんは、

Are you …?

Do you …?

のどちらを使うか迷いませんか?

 

一般の英語の解説では、Are は、状態、Do は、動作に使う。などと言われますが、会話では、そんなこと、頭で考えている暇はありません。

感覚的につかむために、以下のことさえ感じれば大丈夫です。

自分の身体のそばにあるもの、自分がいる現時点のことは、全部 Are でいい。

自分の世界の外のことは、Do で始める。

この感覚さえあれば、何も怖くはありません。

 

これで、人のことを言うなら、

あなたの(彼の、彼女の)そばにあるもの

あなたの(彼の、彼女の)そばにないもの

だけを感覚的につかみましょう。

 

以下の絵は、イメージです。自分の世界は、直径 2m の球に囲まれています。もしくは、時間で、10分前から、10分後までの自分を囲んだ 20分間です。

 

 


   そうすると、球でかこったところが、今の状態です。

(今)あなたは、学生ですか? Are you a student?

(今)あなたは、疲れていますか? Are you tired?

(今)あなたは、何をしていますか? What are you doing?

 

自分の世界は、今の状態を指しますが、川の流れで言うと、「よどみ」です。水の流れが、ちょっと遅くなって、たまっている状態です。

 

球の外は、水が流れています。何かが動いています。

Do you work today? 今日は、働きますか?

Do you love me? (今、自分を愛しているかわからない。まだ、自分の世界の外にある)私を愛していますか?

What do you think? (今、あなたが何を考えているかわからないから、自分の世界の外にある)どう、思う?

 

頭で、これって、状態のことかなぁ、これって、動作のことなのかなぁ、なんて考えていたら、会話は始められません。

自分の世界の中か、外か、それだけ意識してください。

Good luck!