If you will という表現は、アメリカ人はよく口にするんですが、その意味が、なかなかつかみづらいです。
ここでの will は、未来を示す助動詞ではなく、動詞でDESIRE, WISH(望む)と言う意味です。
だから、簡単な英語を使うと、if
you will = if you like とか、if you please(このplease は動詞で likeと同じです。「あなたがそれで、うれしいなら。」と言う意味となります。)
そうすると、If you
will は、「それであなたがよろしければ、。。。お願いします。」
と言うことになるので、「お願いします」の意味になります。でも本当の感覚は、「あなたがそれでいいんだったら」です。
文の前の方に出てくると、このお願いモードが強くなります。
If you are o.k., が一番しっくりきます。
この表現が文章の最後の方に来ると、ちょっとだけニュアンスが変わって聞こえますが、本質は一緒なんです。
例えば、
He wasn't a very honest person; a liar, if
you will.
彼は、まったく正直な人じゃない。まぁ、「嘘つき」だっていうことだよな。もし、君もその言い方に同意してくれるんだったら、そう言えるよな。
と言うことで、これも二者択一の中で、いいか悪いかを感覚的に感じながら話しています。
なので、If you will 根本的な感覚は、いつも二者択一で、どっちがいいかと言う意識の中で、「それでいいよ 」といい方に振れている感覚です。
文の後ろの方に現れた場合には、"So to speak", 「言うなれば」と単純に考えてはいけません。そんな覚え方をしたら、一生この表現を使えません。
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